2.3.14

ShücoArena


写真全然ないです!写真どころじゃなかったから!!

今回の旅行の主目的はドイツに住む友人のコンサートを聴くというものだったわけで、2泊ほどその友人の家にお世話になりました。
彼女の家はビーレフェルトBielefeldの近くにあります。

スケジュールがうまくいけば、ビーレフェルトの試合とシャルケの試合を観る予定だったのですが、発表されたスケジュールをみたらどうも両方を観るのは難しい模様。
悩んだ末、ビーレフェルトのホームスタジアムにSt.Pauliとの試合を観に行くことにしました。

ビーレフェルトの試合の情報はほとんど集められなかったのですが、どのサイトを見ても「2部の試合のチケットは当日で大丈夫」とのこと。
なめまくって参戦しようとしたのですが、直前にその友人から「チケットはほぼ完売らしい」との連絡が。
慌ててオンラインでゲットしようとしたのですが、郵送しか入手手段を探せず(ドイツ語無理)断念。
でもまぁ、アウェイ側でもよければなんとかなるだろう、と楽観(°∀。)

試合は日曜日の13時30分から。
彼女の車に乗せてもらって1230頃スタジアム周辺に到着したのですが、かなり離れたところから路駐ギッシリ。道端のカフェはビールを求めるビーレフェルトサポでぎゅうぎゅう。
電車は乗らなかったけど、試合前後はビール飲んで大騒ぎしている人がひしめいていてかなり怖いらしいです。駅のとこには警察もいたね!
ブンデスは安全でファミリーでも行けるとか女性ひとりでも安心とか聞いてたのに。

かなり離れたところに車を停めて、徒歩でスタジアムに向かいます。
ドイツは本当に喫煙者が多い…。
スタジアムは2万7300人収容のShücoArenaです。
最寄駅は少し離れてるっぽかった。スタジアムの周りは公園のようになっていて、殺風景です。
青い服の人たちがどんどんスタジアムに向かっていくので、この流れに乗ります。しかし私たちはチケットを持っていません。
そして「Ticket⇒」みたいな親切表示はありません。多分。
怖いから嫌だ、送るだけにすると言っていた友人が、見るに見かねて一緒に観戦してくれることに。
彼女はドイツ語に関しては全く問題ないのですが、いかんせんサッカーに全く興味がなく、当然初観戦なので勝手がわかりません。
私に至ってはドイツ語には問題しかなく、サッカーには興味があるのですが、国内ですら数回しか観戦したことがありません。

路頭に迷う。


にしては楽しそうなぼくら。


チケット売り場らしき建物はあちこちにあるのです。
建物というか…簡易トイレ?完全に青い簡易トイレ。写真撮らなかったのが悔やまれる!青い金属波板のようなもので作られた簡易トイレ状の箱がいくつも並んでいて、そのうちいくつかは窓が開いていて人が1人収まっています。開いてない方が多い。しかもどうやら、それはオンラインで予約した人がチケットを引き換える場所らしい。
友達が骨を折って色々聞いてくれたんだけど結局当日券売り場はわからずじまい。みんなシーチケ持ってるかネットで買ってるかだからサポでも知らないっぽい。そりゃそうだわな。
ていうか多分売り切れで、入り口付近でダフ屋のお兄さんに声をかけられて24ユーロのところを35ユーロでお願いすることにしました。

席の場所はよくわからないけど、試合開始が近かったのでとりあえず近くのゲートから入る。
ゲートが違うと席まで行きつけないかも~とは思ったけど、もし違ってたら入り口で教えてくれるだろうと思いました。甘かったです。
男性はボディチェックありだけど、女性はなし。
あちこちでビールとヴルスト売ってる。
ていうかビールとヴルストとポテトしか売ってない。
まれに違うメニューもあるようだったけれど、探すの困難。
事前に聞いていたプリペイドカード制度なんてものはなかった。
というか、構造的にお店は全部スタジアム外周だから「スタジアム内」には当たらないということなのかな。アリアンツも外周にあるグッズ売り場は現金使えたし。

さて席はバックスタンド2階…だったんだけど、まぁ行きつけないよね!知ってた!
適当に中に入ってセキュリティのお兄さんに聞いたら「知らない」だと。彼はセキュリティのマイスターだから。セキュリティ以外の仕事はしないよね。マイスターの国だね。
明らかに案内係っぽいお兄ちゃんに聞いたら「その辺に座りなよ」って言われたらしい(友人談)。
その辺。
その辺て。
確かに、なぜか誰も座ってないアウェイゴール裏。
客席に向かって右1/4くらいの部分は完全に仕切られていて、セキュリティもたくさん並んでて、St.Pauliサポがぎゅうぎゅうと鼻息を荒くしている。
残りの左3/4はがらんとしていて、もちろん他の3面はアルミニア・ビーレフェルトファンで埋まっている。
謎の空いた空間。
日本ですらスタジアム観戦しない私にこの空間が何なのかはわからない。
でも翌日行ったアリアンツでもそんな感じだったから、そういう区画なんだろうね!(適当


ここな。赤丸のとこな。
黄色い四角のとこにだけSt.Pauliサポがひしめいていたということです。
で、B1とB2には全然人がいないのです。最終的にぽつぽつと座ってる人いたけど。どっからきたのか知らん。


3列目くらいに適当に座ってポテトとヴルストを食べながら(うめえ!)コレオに感動していたりすると、すぐ後ろの列にずらりとポリツァイが。
入場の混乱から人々を守るための仕事が終わったポリツァイが待機する場所らしい。
今、私たちはこのスタジアムで一番安全な場所に座っている…!
などと感動する。


感動するコレオはこちら。
2部でこれか!すげえ!ちなみに来場者数は2万3000人だったかな?2万5000人だったかも。

第2弾。
誰なのか知らない。誰。
相手のザンクト・パウリSt.Pauliはハンブルグのチームなので、まぁ遠くもないけど近くもないって感じだからダービーとかではないのですが(多分)、気合の入った応援だった。

ちらっと調べたら、St.Pauliってちょっと特殊なチームっぽいね。
wikipediaに「現在、ドイツ国内ではバイエルン・ミュンヘンに次ぐ2番目の人気を誇り、世界中で1800万人のサポーターがいるといわれている。中には毎週イギリスから飛行機でホームゲームに通う人もいる」って書いてあったよ。本当かどうか知らないけど。
どなたか詳しい方教えてください。

ちなみにDSC Arminia Bielefeldは、一時期は1部で頑張っていたらしいのですが、ここ数年は3部に落ちたり2部でくすぶったりしている様子。
友人も、3部のチームだと思っていたらしい。
ちなみに現在17位で降格圏ですね…!
旦那さんの会社がパダボン(現在2部2位)にあるらしいので、そっちを応援した方が良いかもしれません!

さて試合はと言いますと、ビーレフェルトの14番があまりにもどんくさかったのでずっと彼に注目していた、ということくらいしか記憶にありません!

Manuel Hornig 190cm 85kg

だって寒かったんだよ!
でも応援すごかったなぁ。St.Pauliの応援席の隣だったから、そっちもよく聞こえた。
ただ、周りに誰もいないっていうか後ろにポリツァイがいただけだったので、ドイツの人たちはこんな風に試合を観るんだなぁとかの観察はできませんでした。
ヴルストは美味しかったです。

退場に巻き込まれると怖いので(負けてたし)、試合終了15分くらい前に出ました。
外周にあるグッズ売り場で、悩んだ末タオマフ2本買いました。
1本買ってから悩んで、戻ってまた買ったのでお店番のお姉ちゃん(かわいい。写真はない)に笑われたのは良い思い出。
タオマフ1本は弟にお土産であげてしまったので写真は残りのやつだけ。お土産であげたやつはエンブレムとかチーム名とかものすごく控えめで普通の白青黒のマフラーにしかみえないようなやつ。


平日に来ればこんなに素敵なファンショップもあるらしいよ!(公式より)
インテルっぽい。

てか、あれだよね。
きっと地元でずっと、それこそ親の代からとか応援している人にとっては1部とか2部とか関係ないんだよね。
…いや、普段セリエBというかモデナを見ているので、2部はチケット余裕とかいう情報確信しちゃってたよね。
そんでやっぱ怖いよね。昼でもみんな酔っぱらって大騒ぎしてるんだもん、怖いよね。ドイツ語わかんないし。まぁそれが大きいんだと思うけど。
外国人受け入れ態勢の整ったビッグクラブならともかく、そうじゃなければやっぱりちょっと警戒して情報集めて行かないとなぁと反省しました。
(ちなみに次回報告のアリアンツは全然怖くなかった)

そんなわけで、何の役にも立たない情報と写真がないゆえ面白みのない記事はこの辺で。
次は!次はアリアンツだから!大迫半端ないから!(でも面白みはない)